11月12日は「洋服記念日」そんな残念コーデを、印鑑の世界からそろそろ卒業しませんか?
- 2025/11/12
- 印鑑コラム

11月12日は「洋服記念日」。
洋服って、ただ着るだけじゃなくて、気分を整える道具でもありますよね。
お気に入りのシャツを着ただけで、朝のテンションが少し上がる。
逆に、どれだけ高い服でも“なんか違うな”と感じる日もある。
服って細部にこだわればこだわるほど、ちゃんと応えてくれるんですよね。
ステッチの幅、肌触り、ボタンの重さ、そういう“見えそうで見えない部分”に、実は満足度って宿ってます。
でも、ここで毎度の疑問なんです。
印鑑だけ、なぜか急に“外側だけ立派”が許される世界になっている。
本当によくあるパターンが
「印材は高級品なのに、印影はフォントの量産型」
という完全にチグハグな組み合わせ。
これ、服で例えるなら
ブランドのジャケット着てるのに、
足元だけコンビニのサンダル履いてるようなもの。
“いや、なんでそこで気を抜いた?”ってなるやつです。
印材が良いのはもちろん素晴らしいことです。
でも、どれだけ良い素材でも、ハンコの形が既製フォントだったら、その人の個性も風格も一気に薄まります。
印鑑で一番見られるのは
外側じゃなくて、押したあとの「印影」。
どれだけ立派な服でも、着こなしが雑なら意味がないのと同じで、
印材にお金をかけても、印影が量産型なら価値がそこで止まってしまう。
そして名前って、洋服以上に「その人を表すもの」なんですよね。
服は変えられるけど、名前は一生ついてくる。
だから、その“顔”をフォントの既製品に任せてしまうのは、
正直もったいないというより、惜しい。
ほんの少しこだわるだけで、
印影って“その人らしい空気”が一気に出るんです。
洋服記念日に、名前の“着こなし”も見直してみる。
これ、意外と悪くない習慣だと思います。
・素材だけ良くて中身は量産型
・ブランド着てるのに靴だけサンダル
・外側だけよく見えて中身が揃ってない
そんな“惜しいコーデ”を、印鑑の世界からそろそろ卒業しませんか?
見えるのは、いつだって印影です。
そこにこそ、あなたの本当のスタイルが出ます。
もし「自分の名前に似合う形ってどんなだろう?」と思ったら、
京都のハンコ工房・西野オンライン工房で、一度だけ印影を比べてみてください。
手書き文字だから出せる“似合わせ方”があるので、きっと気づきが多いはずです。
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京の印影作家で京印章制作士の井ノ口清一です。
印鑑やハンコのことについて役立つ情報を配信しています。
よろしくお願いします。








