ノーベル賞授賞式の日に思うこと。世界よりも、お客様の「ありがとう」|西野オンライン工房の歩み
- 2025/12/10
- 印鑑コラム

12月10日・ノーベル賞授賞式の日に思うこと
(手書き文字印鑑という“新しいジャンル”を切り開いてきた話)
12月10日はノーベル賞授賞式。
人類に大きな貢献をした人たちが称えられる、特別な一日です。
世界の舞台で輝く姿を見ると、「本物の積み重ね」がどれほど尊いものか、改めて感じます。
そんな今日だからこそ、私たち西野オンライン工房が歩んできた道を、少しだけ振り返ってみようと思いました。
■ ノーベル賞が教えてくれる “本物の価値”
ノーベル賞は、科学・文学・平和など、
人類の進歩に大きな足跡を残した人が選ばれます。
そこに共通するのは、派手さより「誠実な積み重ね」。
評価されるまでに長い時間がかかることも、誰にも気づかれない苦労があることも当たり前です。
印鑑の世界も、じつは同じです。
一見、地味な仕事に見えても、その一本には長い技術と想いが込められています。
■ ネット印鑑の世界で、“新しいジャンル”を作った
西野オンライン工房は、
ネット印鑑という世界の中で、
“手書き文字印鑑の新しいジャンル”を切り開いてきました。
手書き文字は、どこで買っても同じではありません。
ましてや、素人がフォントを崩しただけの“なんちゃって手書き印鑑”が多いネット通販では、
なおさら「誰が書いているか」が重要になります。
当工房は京印章制作士である井ノ口が、
一本一本、名前と向き合いながら書いてきました。
これは、早くも安くもできない仕事です。
でも、その時間こそが印影に深みを生み、
名前が“生きる”印鑑になると信じています。
■ 世界に認められなくてもいい
ノーベル賞のような世界的な評価を受けることはありません。
もちろん、そんな舞台に立とうとも思っていません。
ただひとつ確かなのは——
お客様からいただく「ありがとう」の一言。
その言葉が、私たちにとっての最高の受賞です。
派手ではないけれど、深く心に残る勲章だと感じています。
■ まとめ
ノーベル賞授賞式の日に、
“評価とは何か”“本物とは何か” を改めて考えさせられます。
世界に届く必要はない。
目の前のお客様に届けば、それで十分。
これからも、
一本一本の印鑑に誠実に向き合い、
名前に宿る想いを形にしていきます。
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京の印影作家で京印章制作士の井ノ口清一です。
印鑑やハンコのことについて役立つ情報を配信しています。
よろしくお願いします。








