2024年9月29日(日)
下鴨神社で印鑑供養「印章祈願祭」
いつも印鑑の西野オンライン工房2号店をご利用いただき誠にありがとうございます。9月29日(日)に京都の世界遺産・下鴨神社にて執り行われました「印章祈願祭」において、2023年9月から2024年9月までに全国のお客様よりご依頼いただきました印鑑の供養・奉納を無事に執り行いましたことをご報告いたします。
印鑑の西野オンライン工房では、この「印章祈願祭」という伝統的な儀式を広く知っていただくため、毎年多くの皆様からお役目を終えた印鑑をお預かりし、無償で供養・奉納させていただいております。これからも、日本の大切な文化である印鑑供養を支え続けてまいります。
印章祈願祭とは
印章祈願祭は、京都の下鴨神社で毎年執り行われる伝統的な儀式です。役目を終えた印鑑を感謝の気持ちとともに供養・奉納するこの行事は、古くから続く日本の文化を象徴しています。印鑑供養を通じて、使用された印章が新たな役割を担うことを祈念し、全国から多くの印鑑が奉納されます。下鴨神社の神聖な境内で行われるこの儀式は、印鑑に込められた想いを大切にする日本独自の風習を感じさせます。
全国から届いた印鑑の供養と奉納
2023年9月から2024年9月までの1年間で、全国各地から当店に多くの古印章の供養・奉納のご依頼をいただきました。今年は、合計で247件のご依頼が寄せられ、その結果、2,330本もの古印章が下鴨神社での印章祈願祭にて丁寧に供養・奉納されました。この数字は年々増加しており、特に印章祈願祭が近づく1ヶ月前からは、毎日のように供養依頼の古印章が全国から届くようになっています。
印鑑は、日本の文化と歴史を象徴する大切な道具です。印章祈願祭は、役目を終えた印鑑に感謝の気持ちを込めて供養し、次の役割を祈願する神聖な儀式であり、京都の下鴨神社にて毎年厳粛に執り行われています。この伝統的な儀式を通じて、印鑑に対する尊敬の念と、その持ち主の想いを大切に扱う文化が次世代に継承されることを目指しています。
私たち印鑑の西野オンライン工房では、この大切な儀式に賛同し、全国のお客様から役目を終えた古印章を無償でお預かりし、下鴨神社での供養・奉納を毎年実施しております。印鑑供養という伝統を広く知っていただくため、これからも活動を続け、多くの方々に印章祈願祭を認知していただけるよう努めてまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
今年も、古印章にはいくつか心温まるメッセージが書かれた印鑑が含まれており、手紙を同封される方も多くいらっしゃいました。印鑑との出会いから、今回の供養に至るまで大切に使われていたことが、その文章から深く伝わってきます。皆様からお送りいただいた古印章は、9月29日(日)に京都の下鴨神社にて執り行われた印章祈願祭で、責任を持って供養・奉納いたしました。
なお、締切日以降に到着した古印章についてもご安心ください。当店にて厳重に保管し、来年の印章祈願祭にて必ず供養・奉納を行います。
下鴨神社の印章祈願祭受付の様子
2024年9月29日(日)、晴れ間が広がり、日中の気温は約29℃と初秋ながらも夏の名残を感じさせる陽気の中、下鴨神社にて印章祈願祭が執り行われました。この穏やかな天候の下、全国から寄せられた2,330本の古印章が厳粛に供養・奉納され、長い歴史を持つこの神聖な儀式が無事に終了しました。
印章祈願祭が行われる印納社とは
下鴨神社の「印納社」は、古印章を供養・奉納するための特別な社(やしろ)です。下鴨神社は京都市左京区にあり、古くから日本の文化や伝統を守り続けてきた神社です。この印納社は、役目を終えた印鑑を供養し、新しい役目を持って生まれ変わるために祈願を行う場所です。
新しい印鑑を購入した際、これまで使用していた印鑑をどう処分すべきか悩まれる方も多いのではないでしょうか。印鑑は、捨てることに抵抗を感じるだけでなく、個人情報が刻まれているため、悪用されるリスクもあります。そのため、簡単には処分できないものです。しかし、「捨てる」代わりに、下鴨神社での「祈願」という形でお役目を終えた印鑑を供養することが可能です。
西野工房では、当店で印鑑を購入されたかどうかに関係なく、ご依頼いただければ、無償で下鴨神社の印章祈願祭にて責任を持って祈願・供養をいたします。大切に使ってきた印鑑に感謝を捧げる機会として、ぜひご利用ください。