印章祈願祭

2020年9月27日(日曜日)
2020年印章祈願祭

NHK京都 京の特集『ハンコ供養 それぞれの思い』にて弊社の古印章受付の取り組みについて取り上げていただき、弊社お客様と井ノ口が取材を受けました。ありがとうございました。

NHK公式サイトより『ハンコ供養 それぞれの思い』の動画がご覧いただけます。

いつも印鑑の西野オンライン工房をご利用頂きまして誠にありがとうございます。 2019年9月30日 から2020年9月27日の期間にお送り頂きました印鑑を下鴨神社で開催されました印章祈願祭にて祈願させて頂きましたのでご報告させて頂きます。

2020年印章祈願祭

令和2年の印章祈願祭に祈願を行う古印章になります。 毎年、たくさんの祈願依頼が寄せられており、日々古印章が届いております。 個人のお客様からお送り頂くケースが多いのですが、企業様からの依頼もあり、祈願させて頂いております。

2020年印章祈願祭
2020年印章祈願祭

今年は企業様から1箱で、祈願依頼としてたくさんの古印章をお送り頂きました。これほどの数のご依頼は初めてでした。こちらの写真以外にも企業様からお預かりしている古印章はあります。 お送り頂きました古印章は、全て責任を持って祈願させて頂きました。

<印章祈願祭のレポートになります>

毎年、印章祈願祭の時に撮影を行っている場所ですが、今年は「印章祈願祭」の大きな看板は出ていませんでした。

前日の土曜日は少し曇っていて不安だったのですが、当日の天気は晴天で、印章祈願祭にピッタリな天候でした。

今年は、コロナウイルスの拡大防止の対策として、毎年行われておりました古印章の受付が郵送での受付に変更、イベントなどで賑わっている場所もイベント中止ということで、いつもより人が少ない印象を受けました。

下鴨神社に到着し、最初に手水舎(てみずしゃ)にてお清めを行いました。

印章祈願祭が行われる会場で、準備が行われていました。祈願祭まで時間がありましたので先に神社の中を見学することにしました

古印章納め箱が用意されておりましたが、基本的に郵送の受付を行っていたので、毎年のような納め箱いっぱいに印鑑が入っている光景は見ることができませんでした。

下鴨神社で有名な「水みくじ」があります。おみくじを御手洗川(みたらしがわ)に浸すと文字が浮き上がって読めるおみくじです。写真でも数名の方が 御手洗川でおみくじをされておりました。

御手洗川の源流に御手洗社(みたらししゃ)というお社があり、その中から水が流れています。

” 鎌倉時代に、醍醐天皇がこちらの水をすくうと泡が出てきたそうです。1つ現れ、しばらくすると4つ泡が現れこれらの泡を模して作られたのが「みたらし団子」の起源と言われています。”

「十二単衣と王朝の舞 」が始まりました。舞台にて、十二単の着付けと平安王朝の舞が披露されます。もし、印章祈願祭に足を運ばれることがありましたら、見て頂きたいイベントの1つとなっております。

舞が終わると、印納社(いんのうのやしろ)にて祈願祭が行われます。

今年は、コロナウイルス感染予防のため、参加されている方皆マスクを着用されており、いつもとは異なる環境で式典に参加されていました。静かな雰囲気の中、 古印章のご供養を終え、祈願祭は終わりを迎えました。

最後になりますが、印章祈願祭当日は青空が広がり気温も高くなくとても気持ちが良い日でした。下鴨神社にはたくさんの木々があるのですが、緑色の葉を見ていると植物の生命の強さも感じました。これから秋、冬にかけて紅葉となりますが、季節ごとに違った一面が見れる神社だと思います。

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