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本物の手書き印鑑はこうして選ぶ|進化の日に考える「書き手で変わる印影の質」
- 2025/11/24
- コラム, 今日は何の日。印鑑との関係

11月24日は「進化の日」|技術が進化しても、“手書き印鑑だけ退化する理由”
◆【結論】
時代は進化しているのに、印鑑だけは“退化版”が増えている。
特に 手書き文字の印鑑は、素人の“なんちゃって手書き”に荒らされている。
本物の手書きは、書き手の経験がすべてを決める。
■ 技術が進化しても「印鑑だけ退化する」という違和感
11月24日は 進化の日。
AIも道具もデザインも、あらゆるものがアップデートされる時代です。
にもかかわらず──
印鑑の世界だけが後退している場面が増えています。
生産効率、スピード、価格ばかりが優先され、
肝心の“文字の質”が置いていかれているような状態です。
■ 特に手書き印鑑の世界は「荒らされ放題」
中でも被害が深刻なのが 手書き文字の印鑑。
本来は
・名前の骨格を読む
・線の強弱を整える
・余白の呼吸を組む
・全体のバランスを設計する
こうした高度な作業によって作られるものです。
しかし今はネット通販を中心に、
「安くて早いし手書きです」
と謳いながら、実態は
フォントを崩しただけの“手書き風”
が大量に出回っています。
■ 「安くて早い」は危険信号。その理由はシンプル
次の3つがそろっていたら要注意です。
- 3日納期
- 激安価格
- 文字のこだわりゼロ
この条件で“本物の手書き印影”が作れるわけがありません。
なぜなら、
手書き印影は 書き手の経験・観察力・線のコントロール によって決まるからです。
速さと安さを追求した瞬間、
そのすべてが消えてしまいます。
■ 本物の手書き印影は「進化する」。書き手の経験が生む深み
手書き印鑑の世界で進化するのは技術でも道具でもなく、
書き手そのもの です。
経験を積んだ書き手が書く線は、
- 迷いがない
- 自然な太さ
- 余白が呼吸している
- 名前らしさが現れる
この“生きた線”は、絶対に真似できません。
だからこそ、
安さではなく “誰が書くか” が最重要ポイント。
■ ちゃんとした一本を作りたいと思ったら
もしあなたが、
「節目に使える安心できる印鑑がほしい」
「手書きで本物の印影を作ってほしい」
そう思ったときは、
そっと 西野オンライン工房 を思い出してください。
西野オンライン工房では、
京印章制作士・井ノ口が一文字ずつ手書きで印影を制作しています。
- フォント不使用
- 手書き文字をデータ登録して使い回さない
- 名前の骨格を読み取りゼロから設計
- 京都の印章文化に基づく制作
という“本物の手書き印鑑”をお届けします。
▶︎ 西野オンライン工房(公式サイト)
https://e-nisino.com/

京の印影作家で京印章制作士の井ノ口清一です。
印鑑やハンコのことについて役立つ情報を配信しています。
よろしくお願いします。





