
12月17日は「飛行機の日」。早さと安さの話から、印鑑の話へ
12月17日は「飛行機の日」だそうです。
早くて、安い飛行機。
正直、これは本当にありがたい。
移動時間が短くなり、
以前は特別だった海外旅行も、
今ではずいぶん身近になりました。
速さと価格。
技術の進歩が、
私たちの生活を確実に便利にしています。

#12月17日は飛行機の日|「早くて安い」と印鑑の危うい関係
「安くて早くて高品質」という言葉
ただ、この言葉を聞くと、
どうしても引っかかる業界があります。
それが、印鑑です。
「安くて早くて高品質」
この言葉、
印鑑ではだいたい怪しい。
現場にいる人間としては、
正直そう思っています。
3日で届く一生モノ?
3日で届く一生モノ。
これを別の言葉に置き換えるなら、
「30分で海外旅行」みたいな話です。
不可能ではないかもしれない。
でも、
その裏で何が省かれているのか。
そこを考えずに選ぶのは、
少し怖い気がします。
信頼は、時間とコストで作られる
印鑑は、
名前を預かる道具です。
文字を書く時間。
バランスを見る時間。
彫りを進め、仕上げる時間。
どれも省けば、
その分だけ早くなります。
でも、
信頼はそうやって作れるものではありません。
信頼は、
時間とコストをかけて
少しずつ積み上げていくもの。
名前を預けるなら、
なおさらだと思うのです。
選ぶ基準を、変えてみる
もちろん、
早さや価格が悪いわけではありません。
飛行機のように、
スピードが価値になる場面も
たくさんあります。
でも、
印鑑を選ぶ基準は、
それとは少し違ってもいい。
「どれくらい時間をかけて作られているか」
「なぜその納期なのか」
そういう視点で選ぶだけで、
見えてくるものが変わります。
なぜ時間がかかるのか
西野オンライン工房では、
なぜ印鑑づくりに
時間がかかるのか。
その理由を、
きちんとサイトに書いています。
早く作れない理由。
省かない工程。
変えない考え方。
それを読んだうえで、
選んでもらえたら嬉しい。
そんなふうに思いながら、
今日もハンコと向き合っています。

京の印影作家で京印章制作士の井ノ口清一です。
印鑑やハンコのことについて役立つ情報を配信しています。
よろしくお願いします。















