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勤労感謝の日・いいふみの日|手書き印鑑はどこでも同じ?ネットに増える手書き風との違いと正しい選び方
- 2025/11/23
- コラム, 今日は何の日。印鑑との関係

11月23日は「勤労感謝の日」「筆“手書き文字”の日」「いいふみの日」|手書き印鑑が“書き手”で変わる理由
【結論】
手書きの文字は“書く人”の気持ちがそのまま線に出る。
そして 手書き印鑑はどこでも同じではなく、書き手の経験が品質のすべてを決める。
勤労感謝の日──手書き文字を見直す日にしてみる
11月23日は「勤労感謝の日」。
そして、同時に 筆『手書き文字』の日 / いいふみの日 でもあります。
ふだんSNSやメールばかりで、
「手書き」から離れがちな現代。
だからこそ、この日は
“手書きの良さ”を思い出すのにちょうど良い日です。
手書き文字に心が乗るのはなぜか?
手書きの文字を見ると、
どこかあたたかく、少し懐かしい気持ちになります。
理由はシンプルで、
- 筆圧
- 角度
- 線の速さ
- 迷いの有無
これらすべてが“その人の気持ち”をそのまま映すから。
同じ文字でも、
誰が書くかで表情がまるで違う世界です。
「安いし早いし手書きです」が一番危険な理由
最近ネット通販で増えているのが、
“なんちゃって手書き印鑑” です。
・3日納期
・激安価格
・線のクセゼロ
この三点セットが揃っている場合、
本物の「手書き」ではなく、
手書き“風”に見せただけの印影
=フォントを加工しただけのもの
というケースがほとんど。
職人が見れば一瞬で分かります。
- 線が途中で止まる
- 太さが全部同じ
- 名前の骨格を無視している
- 余白の呼吸が不自然
これでは“手書き”ではなく、
ただの 手書き風デザイン です。
本来の手書き印影は、
書く人が名前の構造を読み取り、
線と余白を組み合わせて設計するもの。
だから“安くて早い”で作れるわけがありません。
手書き印鑑は「人の顔」──書き手の経験がすべて
印鑑の印影は、
契約・登記・銀行・人生の節目…など
「名前が武器になる瞬間」に使われます。
だからこそ、
- 誰が書いたのか
- その書き手に経験があるか
- 名前の骨格を読み取れるか
これらが品質を決めます。
書き手が経験を積んでいるほど、線は自然で力強くなる。
これは絶対にごまかせません。
本物で作りたいと思ったら
手書き印鑑を選ぶときは、
どの店で買うか
ではなく
誰が書くか
を基準にすると失敗しません。
「勤労感謝の日」「手書き文字の日」「いいふみの日」
こんな日だからこそ、
“手書きの価値” を見直すきっかけにしてもらえたら嬉しいです。
そっとでいいので、
ちゃんとした印鑑を作りたいと思ったときは、西野オンライン工房を思い出してください。
西野オンライン工房の手書き印影
- 京印章制作士・井ノ口が一文字ずつ手書きで制作
- フォント不使用
- 手書き文字の使い回し一切なし
- 名前の骨格を読み取って設計
- 京都の印章文化を背景に制作
大切な一本を丁寧に仕上げています。
▶ 西野オンライン工房(公式サイト)
https://e-nisino.com/

京の印影作家で京印章制作士の井ノ口清一です。
印鑑やハンコのことについて役立つ情報を配信しています。
よろしくお願いします。





