マンモス印材の特徴

◆ マンモス印材とは

マンモスは、今から9千年~1万年以上前の氷河時代に、最低気温が氷点下50℃以下にもなるシベリアの厳しい寒さの中で生息していました。体高は大きいもので4メートル、体重は6~10トンもあり、牙の長さは2.7~3.6メートルという大きなもので、現在ユーコン、アラスカ、シベリア等で骨や牙等が数多く発掘されています。しかし、発掘される牙の多くは、1万年以上埋まっていた事もあり深い亀裂やシミ等の相当なダメージがあり、極僅かしか印材として使用することができません。このように貴重なマンモスの牙から作られた硬質の厳選された印鑑は、特別な1本になること間違いなしです。

◆ 象牙にも匹敵する品質

マンモスの牙は、象牙同様に高級印材として扱われています。乳白色の高級感ある艶と、吸い付くような朱肉の乗りは象牙に勝るとも劣らない印材です。側面には繊維的な縞模様がうっすらと見られます。天然材ですので商品写真と色や模様が違う場合がありますので、予めご容赦下さい。

◆ お手入れ

側面は、オリーブオイルなどで磨くことで長持ちします。印面のお手入れの際には、硬いもので強く擦ってしまうと傷んでしまいますので、柔らかい布か紙で拭ってください。朱肉の汚れがひどい場合は、折り畳んだ柔らかい布か紙に油(サラダ油)をひたし、この上で繰り返し印面をを軽く叩くようにすると古く固まっていた朱肉のかすやごみを取り除くことができます。あとは、柔らかい布か紙で拭えば印面のお掃除の完了です。

ウェットティッシュで拭くのは印面を保護する朱が剥がれてしまいますのでおやめ下さい。大事な印鑑の保管には、衝撃や乾燥に強い印鑑ケースでの保管をおすすめします。