牛角(柄)印鑑の特徴

材質

◆ 牛角(柄)とは

※「芯持ちオランダ水牛(柄入り)印鑑」の商品名は、「牛角(柄)-うしつの(がら)印鑑」に変更となりました。
「牛角(うしつの)(柄)」は、印材として有名な「黒水牛」と同じく、牛の角を加工した芯持ちの印材です。アフリカ、オーストラリア、南米に生息する陸牛の角で、黒や茶色の天然の柄が入っています。硬くて粘りがあるため欠けにくく、牛の角から切り出されたタンパク質を主成分とする印材は、朱肉や紙にとてもよくなじみます。

◆ 天然素材ならではの風合い

全体的に濃い色がたくさん入った柄のものから、薄い茶色が少しだけ入った柄のものなど、天然素材ならではの様々な風合いがあり、唯一無二となる牛角(柄)印材は、男性・女性ともに人気の印材です。柄の無いものをお好みの場合は、「牛角(上)」※芯持ちオランダ水牛(白)がおすすめです。

◆ 注意点と保管方法

牛角(うしつの)印材は、乾燥に弱い素材なので、適切な手入れをしないとひび割れたり形が歪んでしまうことがあります。急激な温度変化や高温多湿の環境を避けて衝撃から保護するために、必ず専用のケースに入れて保管するようにしましょう。空気が乾燥しやすい冬季は特にケースの外に出しておかないようにしましょう。また、直射日光は、変色の原因にもなるため冷暗所での保管が理想です。主成分はタンパク質であるため、虫に食われてしまうこともありますので、個別に印鑑ケースに保管することをお勧めします。

◆ お手入れ方法

使用後は、印面のインクを柔らかい布やティッシュで拭き取り、早めのお手入れを心がけることが重要です。水洗い、ウェットティッシュでのお掃除だけは絶対に行わないで下さい。印鑑を長くご使用できなくなる可能性があります。長くご使用いただくうちに汚れが詰まってインクが取れにくくなってしまった場合は、折りたたんだ柔らかい布か紙に油(サラダ油)を浸し、この上で繰り返し印面を軽く叩くようにすると古く固まった朱肉やごみを取り除くことができます。