一粒万倍日に印鑑を作るなら|実印・銀行印の注文日と使い始め
- 2026/10/20
- 印鑑コラム

一粒万倍日をきっかけに、これから長く使う印鑑を用意しませんか。実印や銀行印を新調するなら、縁起の良い日への想いとともに、お名前の文字や作り手にも目を向けて選んでいただきたいと考えています。
西野オンライン工房では、一粒万倍日に印鑑のご注文が増える傾向を感じています。新しい一本に、これからの幸せや成長への願いを託す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、一粒万倍日と印鑑の関わり、注文日と使い始めの考え方、実印・銀行印を選ぶときに大切にしたいことをご紹介します。
一粒万倍日とは?新しい一歩に願いを込める日
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)は、一粒の籾が育って多くの実りにつながることになぞらえ、新しいことを始めるのに良いとされる暦の上の吉日です。暦の出版社・神宮館でも、物事の良い始まりに用いられる日として紹介されています。
「小さな一歩が、やがて大きな実りにつながりますように」。そんな願いを重ねて、暮らしの道具を新調したり、節目の準備を始めたりするきっかけにするのもよいでしょう。
一粒万倍日は年間に何日?日取りはどう決まる?
一粒万倍日は、月に4〜6日ほど、年間ではおよそ60日あります。年によって日数や日付が変わるため、「毎月○日」と決まっているわけではありません。
国立国会図書館の「日本の暦」では、月と日の十二支の組み合わせによって決まる日と説明されています。ここでいう月の区切りは、カレンダーの1日ではなく、立春や啓蟄などの節気を基準にした「節切り」です。例えば、立春から啓蟄の前日までに当たる正月節では、丑の日と午の日が一粒万倍日になります。
印鑑を使い始めたい日を選ぶときは、対象となる年の暦で日付を確認し、そこから制作・配送に必要な日数を逆算して準備しましょう。
「最強の一粒万倍日」とは?天赦日・大安が重なる日
「最強開運日」という言葉は、一粒万倍日に天赦日や大安などの吉日が重なる日を紹介する際によく使われます。縁起の良い意味が重なる日として注目される呼び方で、運気の強さを数値で比べた順位ではありません。
| 日柄 | 暦の上での意味・考え方 |
|---|---|
| 一粒万倍日 | 小さな始まりが実りにつながることになぞらえ、物事を始めるのに良いとされる日。 |
| 天赦日(てんしゃにち・てんしゃび) | 天が万物を赦すという意味を持ち、さまざまなことに吉とされる日。 |
| 大安(たいあん) | 六曜の一つで、一般に万事に吉とされる日。 |
例えば、2026年3月5日は一粒万倍日・天赦日・大安・寅の日が重なる日として、高島屋でも紹介されました。同年10月1日も、一粒万倍日と天赦日が重なる日です。このように、どの吉日が重なるかは日によって異なります。
特別な日を新しい印鑑の注文日や使い始めの日に選ぶのも、一つの楽しみ方です。重なる日を待つかどうかは、ご自身の予定やお気持ちに合わせてお選びください。
一粒万倍日に印鑑を作りたいと思うのはなぜ?
印鑑は、自分のお名前を形にして、暮らしや仕事の節目に寄り添う道具です。成人、就職、独立など、新しい生活に向けて実印や銀行印を用意する際、縁起を担いで日取りを選びたいという気持ちは自然なものだと思います。
ただし、一粒万倍日に印鑑を購入したり使い始めたりすることで、金運や運気の向上が保証されるわけではありません。日柄は、ご自身が納得して新しい一歩を踏み出すためのきっかけとして大切にしていただければと思います。
注文日と使い始め、どちらを一粒万倍日に合わせる?
西野オンライン工房では、ご注文の日を節目にする方法も、完成した印鑑を使い始める日を節目にする方法も、お客様のお気持ちに合わせて考えていただければと思っています。
| 大切にしたいこと | 準備の考え方 |
|---|---|
| 一粒万倍日に印鑑を注文したい | その日を、新しい一本を作り始める記念日に。 |
| 一粒万倍日に使い始めたい | 希望日より前に届くよう、制作・配送の日数を確認して早めに注文。 |
| 贈り物として渡す日を選びたい | お相手の予定と納期を確かめ、余裕を持って準備。 |
使い始めたい日に合わせる場合は、ご注文前に納期をご確認ください。西野オンライン工房では、ご注文ごとに文字を手書きして制作します。日柄に間に合わせることだけを優先せず、じっくり選ぶ時間も大切にしていただきたいと考えています。
実印・銀行印は、日柄とともに「誰が書くか」も大切に
長く使う印鑑を選ぶときは、用途、お名前の入れ方、サイズ、素材、書体を一つずつ確かめてみてください。なかでも、押したときに残る印影は、その一本の表情を決める大切な部分です。
西野オンライン工房では、フォントや登録済みの手書き文字を使い回さず、ご注文ごとにお名前の構成を見て、筆でゼロからデザインします。同じお名前でも、その都度向き合って書くことを大切にしています。

京印章制作士・京の印影作家 井ノ口清一が印影をデザインし、国家認定技能士が丁寧に仕上げます。「手書き文字であること」に加え、「誰が書くか」を大切にする印鑑づくりです。
願いを込めた独自書体「幸せ舞い込む流線印相体」
縁起への想いを大切にしたい方には、西野オンライン工房独自の「幸せ舞い込む流線印相体」もご紹介しています。上向きに流れるような曲線が特徴で、井ノ口清一が幸せや金運が舞い込むようにとの願いを込めて生み出した手書き印影書体です。

印影の見本や制作への想いは、幸せ舞い込む流線印相体のご紹介をご覧ください。
一粒万倍日と印鑑について、よくあるご質問
一粒万倍日以外に印鑑を注文してもよいですか?
もちろんです。お使いになる予定や、じっくり選べるタイミングを優先していただいて大丈夫です。日柄を選ぶことも、ご都合の良い日に準備することも、ご自身が納得できる選び方を大切にしてください。
すでに持っている印鑑を、この日から使い始めてもよいですか?
新しい印鑑を買うことにこだわらず、お手元の一本を使い始める節目にしてもよいと考えています。これから大切に使う気持ちで、ご自身の区切りの日を選んでみてください。
一粒万倍日に届くように注文できますか?
ご希望日がある場合は、ご注文前に納期をご相談ください。制作や配送の状況によってはご希望に添えない場合もありますので、余裕を持ったご相談をおすすめします。
実印や銀行印は「最強開運日」に合わせた方がよいですか?
必ず合わせる必要はありません。吉日が重なる日を記念日にするのも素敵ですが、必要な時期と納期を優先していただいて大丈夫です。「この日に使い始めたい」という希望があれば、早めにご相談ください。
次の一粒万倍日や天赦日は、どこで確認できますか?
対象となる年の日付が載った暦や、暦の出版社のカレンダーなどで確認できます。前年の記事をそのまま参考にせず、年と日付を確かめましょう。大安や天赦日との重なりを選びたい場合は、それぞれの日柄も併せて確認してください。
新しい一歩に、想いのこもった一本を
一粒万倍日を、これからの自分や大切な人を応援するきっかけに。縁起への想いと、長く使う道具としての納得感を大切にしながら、印鑑を選んでみませんか。
暦の意味の参考:神宮館「一粒万倍日」、国立国会図書館「日本の暦」、産泰神社「一粒万倍日」。日付の例:高島屋・2026年3月5日の吉日紹介、2026年10月1日の吉日紹介。本記事の日取りの提案は、縁起を大切にする方へ向けた当店の考え方です。
印鑑についてさらに詳しく知りたい方はこちら



























